味噌の硬さについて

 味噌作りの際、最終的に出来上がった味噌の硬さがどの程度になるかは色々な要素が関係してきます。同じように仕込んでも色々な条件で硬さが変わってきます。

 真っ先に思い付くのが、大豆をやわらかく煮れば水分が増し、味噌も柔らかくなります。次に種水を加えることで水分が増しますので、これも柔らかさにつながります。そして意外に重要なのが麹の量です。

 麹の量が多いと、酵素による大豆や米の分解が進み、柔らかくなりやすいです。

 また、気温によっても変化します。同じ味噌でも温かいと柔らかくなり、寒いと硬くなります。

 味噌作りの際は、以上のようなことをご参考に、大豆の煮方や種水の量、麹の量などを調整してみてはいかがでしょうか。